ややこしい話を、
説明しなくてはいけない場面に遭遇する。
とりあえず箇条書きにして、あんなこと、こんなことして、
校正を、チャットGPTさんに投げる。
チャットGPTさんは、こねくり回した結果の、熱ばかりの文章を、
毎回、上手に冷まして返してくれる。
投げる文章は、あんなこと、こんなこと、盛り込みつつ、
専門用語をやさしく言い換えなくてはと、苦心し過ぎ、
「何を言ってるのかわからない」へ。日常生活とかぶるけれど、ここは、
その病、まるごと投げ入れる。
擬人化してしまう癖もある。
比喩は、乱用すると、たちが悪い。
私は、男女を問わず理知的な人が好きだ。
自分がどこか動物的だからか、
きちんと整っている人への憧れが強い。
明瞭で、快活で、爽やか。
憧れ。
……。
そんな人になりたいと思いながら、
私は、そうではない。
いろいろ棚に上げ、
元の文章がどんなにひっちゃかめっちゃかでも、
チャットgptさんという、彼(あるいは彼女)へ投げる。
そして、戻る文章は、
明らかに書き手が私ではない、
顔の見えない文章になっていく。
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そんな、日々。
『このややこしい話を、チャットgptさんに聞いて、まとめてもらいました。
これを、元にして、先方へ問い合わせください』
って、お客様に、返す。
すると、上がいた。
お客様、それを、先方に、まんま、転送された。
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打ち合わせ場面。
文章は、掲載できませんが、
お客様、
私、
先方。
先方『趣旨は、理解できました』・・・笑い。
苦笑いまじりつつでしたが、聞きづらいこと、言いたいこと、角立つことなく、伝えられました。
帰り道、今日の打ち合わせ、解決してくれたのは、チャットgptさんだった。じゃないけど、良い使い方ではないか!偶然の転がり。今日、うれしかったこと。


