20年以上前、今の仕事の原型となる取り組みを始めました。
いち営業だった私がエンジニアとしての仕事もはじめ、お客様のITに関するご相談を受けるようになり、ITコンサルタントとしてお仕事をいただけるようになったのは、
ひとえに、お客様から投げていただいた数多くの「ボール」と、
そこから生まれたご縁のおかげだと、心から感謝しています。
ITコンサルタントとしてのスタートのきっかけも、
すべてはお客様からのご相談でした。
ITの進化は早く、走りながら考えるような日々の中で、
夢中になって取り組んできました。
ご相談の内容は、PCの入れ替えといった比較的シンプルな案件から、
サーバーやネットワークの更改といった大きな案件まで多岐にわたります。
特に、複数のベンダー様が関わるケースでは、
お客様だけで調整を進めることが難しい場面も少なくありませんでした。
こうした流れの中で、
「業者さんと直接話をして進めてもらえないか」
というご相談をいただくことも、年々増えてきました。
原則としてお願いしている進め方
これまで、原則としては、
お客様・業者様・当方の三者で一緒にお話しする
というスタイルでお願いしてきました。
提案内容をお客様が検討される際に、
解説が必要になったり、確認すべき事項の洗い出しが発生した場合も、
お客様側のご担当者様と一緒に進める形で進めています。
直接打ち合わせを行うケースについて
一方で、ネットワーク環境は年々複雑になっており、
お客様を交えて技術的な議論を行うことで、
かえって時間が長引いてしまうケースもあります。
そのような場合には、
条件を整理したうえで、当方から直接業者様へ
お客様のご要望や前提条件を説明したほうが良いこともあります。
この場合は、
あらかじめお客様より
「第三者(業者様)へ情報を開示すること」についてご承諾をいただき、
業者様との打ち合わせ(技術支援)として、当方よりお客様へご請求
という形で対応してきました。
今後、お願いしたい進め方(変更点)
基本的なスタンスは、これまでと変わりません。
お客様・業者様・当方の三者で一緒にお話しする(原則)
第三者への情報開示の承諾をいただいたうえでの直接打ち合わせ(継続)
ただし、一点だけ条件を追加させていただきたいと考えています。
【新たにお願いしたい条件】
お客様のご希望により、
業者様と当方が直接打ち合わせを行う場合で、
その結果をもとに
業者様からお客様へ提案が行われる場合
には、
👉 打ち合わせ内容の整理結果を、必ず文書にて
お客様および藤塚の双方へ共有していただくこと
をお願いしたいと考えています。
これは、
お取引が「お客様と業者様の直接契約」である場合でも、同様です。
この条件をお願いする理由
当方が業者様へ条件説明のみを行い、
その後の検討結果や判断理由、設計意図が共有されないまま話が進んでしまうと、
お客様に対して責任をもってIT支援を引き継ぐことができなくなってしまいます。
実際、過去には、
条件確認のみで打ち合わせが終了
その後の検討結果や判断の背景が共有されない
問題発生時に原因の切り分けができず、支援に支障が出た
といったケースがありました。
また、お客様と当方との関係においても、
「支援が必要な時だけ関わってほしい」という形では、
十分な対応が難しくなってしまう場合があります。
これまで、業者様との直接打ち合わせは、
ITコンサルタントとして必要な行動だと考えて行ってきました。
しかし、条件を明確にしないまま進めることは、
結果的に、私だけでなく、お客様にもご迷惑をおかけしてしまう
ということに、改めて気付かされました。
最後に
本条件は、お客様のご同意をいただける場合にのみ有効とさせていただきます。
ネットワークの構成や方針に関わる話は、
あとになって
「聞いていなかった」「そういう意味だったのか」
とならないことが、何よりも大切だと考えています。
当方が状況説明だけを行い、
その後の考え方や判断理由が分からないまま話が進んでしまうと、
後日ご質問をいただいた際に、
きちんとしたご説明ができなくなってしまいます。
また、将来、設備の入れ替えやトラブルが発生した際に、
「なぜこの構成になっているのか」が分からず、
余計な時間や費用がかかってしまうこともあります。
短いお仕事も長いお仕事も、目的をもって、
「どう進めるのが一番分かりやすいか」
というところを、ご相談しながら進めていきたいと思います。


