6月以降、Googleがメール受信のルールを変更したことで、予約メールの返信がエラーとなったり、送信したメールが届かなかったりと、ご相談が増えています。2月は序章でした。
独自ドメインで運用されるレンタルサーバには、グローバルなIPアドレスをドメインに対に割り当ててくれるサーバと一つのグローバルIPアドレスに複数のドメインをぶらさげて運用される共有レンタルサーバがあります。
グローバルなIPアドレスをドメインに対に割り当ててくれるサーバをおすすめしてきたのですが、今回は、ランニングの問題もあって、
お勧めする矢印の方向を変えて、一つのグローバルIPアドレスに複数のドメインをぶらさげて運用される共有レンタルサーバへ変化せざるを得ない状況。
サーバ移転メリットは 現在問題となっているGoogleの方針変更による、spf dkim dmarcに対応していること。
サーバ移転デメリットは、NS変更後も、旧サーバにメールが届いてしまう期間が長引いてしまうこと。っと感じている。感じているという表現にしたのは、インターネット上に残るキャッシュの世界のことなので、時間とか日数とか数字に置き換えられない部分がそこには含まれていて、何度か行ってきた中で、矢印の向きを変えた移転では、そのような傾向があるのではないかという体感。
解決には、メールの設定で回避する方法や、フリーのソフト(n-popなどの活用)、webメールを提供されているところでは、そこの活用だったりという策なのですが、ケースバイケースの迷路含みが、厄介であったりもします。
メリット、デメリット、リスク、あんなこと、こんなこと、全部を列挙して伝えられるわけもなく、悩ましいところでもあります。
ドメイン移管画面のダークパターン(紛らわしい表現)や
DNSアウトソーシングとドメイン管理を一緒に依頼していた会社から、ドメインを移転したら、NSごと消されてしまった!(webarinaめっ!)想定外のトラブルに、移転前の注意事項も、面倒がらず、しつこく確認しておく必要ありと肝に銘じました。問い合わせにも、美しくないサーバ側の不親切な対応、加筆します。大きい会社だから信用していたのにと。レンタルサーバは、お仕事を行う上で必要な道具。移転とはなったけれど、20年以上、信用して利用してきた利用者を何だと思っているんだ!複雑な気持ちで、地方からのボトルレターも大海へ流しておきます。
新時代。何とかするという強い意志と、寅の手を持つ、ブレーンを集めておくことも、心がけ、声を出していきたいと思います。