Gmailで“他社提供メールの確認”ができなくなる件

ドメイン/ホスティング

迷惑メール対策に頼みの綱にしていたgmail経由受信。終了のお知らせが来ています。策を考えました。

Gmail経由受信終了後も、過去メールは消えない。
ただし「今までと同じ使い方」を続けたいなら、無料対策は厳しい。

  • 迷惑メール対策

  • 複数端末での既読・送信同期

  • トラブル対応コスト

これらを総合すると、
現実的な解は以下のどちらか

👉 Microsoft 365(Exchange Online)
👉 Google Workspace


② 論点整理(なぜ困るのか)

Gmail経由受信 終了後に起きること

  • 過去に受信したメールは残る

  • 2026年1月1日以降、新規受信されない

  • 設定削除しても、既存メールは消えない


③ 選択肢ごとの整理

案1:Webメールのみで運用

できること

  • どの端末からも閲覧可能

  • 設定が簡単

問題点

  • 既読・送信管理が人依存

  • 作業効率が下がる

  • Outlook利用者には不向き

👉 「最低限見るだけ」なら可


案2:IMAP運用(Gmailの代替)

理論上は最適

  • 端末間で完全同期

  • 送受信・既読も共有

現実

  • Outlookトラブルが多発

  • プロファイル問題

  • 年明けはサポート混雑必至

代表的エラー

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デフォルトは、”オンライン中にフォルダを切り替えたらアイテムを消去する”

デフォルトは、”オンライン中にフォルダを切り替えたらアイテムを消去する”

👉 簡単そうで、トラブルの多いIMAP


案3:POP3+端末ごと管理

メリット

  • 設定は単純

  • Outlookは安定

デメリット

  • 迷惑メールが激増

  • 既読・送信履歴が共有されない

  • 管理が煩雑

👉 受信は複数端末で可能


④ 現実解(おすすめ)

◎ 番外案1:Microsoft 365(Exchange Online)

  • 迷惑メール対策:Gmail並

  • Outlookとの相性:最良

  • Officeライセンス込み

  • 端末5台まで利用可

目安

  • Business Standard

  • 年払い:約 ¥2,720 / 月(2アカウント)

👉 法人・業務利用なら最有力


◎ 番外案2:Google Workspace

  • Gmailと同等の操作感

  • 迷惑メール対策も強力

目安

  • Business Starter

  • 年払い:約 ¥19,200 / 年(2アカウント)

👉 Gmail慣れしている人向け


⑤ Outlook(クラシック)での暫定対応(策1)

どうしても今すぐ移行できない場合

  1. POPで一度すべて受信

  2. POPの送受信を停止

  3. IMAPで再設定
    ⚠️ デフォルト設定
    「オンライン中にフォルダを切り替えたらアイテムを消去する」に注意

  4. POP受信分をIMAPフォルダへ移動

  5. アドレス帳はCSVエクスポート(要検証)

👉 詰まったら迷わず Microsoft サポート


⑥ まとめ

簡単そうに見えて、実は簡単ではない

マイクロソフトのサポートは依頼してから折り返しが来るまで時間がかかります 混雑を予想すると時間的余裕が必要 理由から作業は遠隔操作

ザクっと、概略です もう少しお話してから詰めて行きましょう