形式知と暗黙知

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パソコントラブルの時のフローというのが、本日の題目です。
共通点は、ノートパソコンというだけ。メーカーも入っているソフトもバラバラ。
形式知というものと、暗黙知と言うのがあると聞いたことがあります。
たぶん、今求められているのは、後者のことのよう。
言葉に置き換える、難しさ。
そもそも、そんなもの、言葉に出来るのか。語れる立場でないとも思う。

例えば、
電源を入れ、待っている時の、モータ音。擦れるというか雑音のような音。
「通気口あたりって掃除されてますか」と聞きながら、ひっくり返すと、ホコリで真っ白になっている通気口。

なんか、ずっとくるくるしていて、立ち上がりが最近、とみに遅い。何ででしょうか?みたいな話も、
低く何かが、ずーと動いているような音で、
タスクマネージャを立ち上げて、
起動中のプログラムを見て、次に、スタートアップを見て、次に・・・。
スタートアップにプログラムがたくさんというパターンだとわかる。みたいなこと。
音の向こうには、ウイルス感染や、さっぱり理由のわからないタイプもあります。
状態とコンディション判断、サクッと初期化という方法も。
音を言葉でって、無理無理。
百中みたいなこともなく、メーカー判断にゆだねる選択も。
勘なのかと言われると、そうだったり、でもないものもあったり。
部類としては、暗黙知。経験を列挙して積み上げて、縦と横とをつないでいく。工程は、簡単に絵にできません。
当然、過失だってある。

電話のトラブル。
師匠たちが、経験と勘で、トラブルの切り分けをします。
知識承継と、ねらってついて回っても、師匠たちからは、結局、嫌な汗かいた数みたいなことでしか覚えられないよとの言葉で。ならばと、居合わせることで、なんとかと思うけど、時間の差には、系統立てた基礎的学習も大切で、武装してのぞまなければ、大切な事象やキーワードを拾い上げることもできません。

営業にしたって、芸事にしたって、最後はやっぱり、やる気と手放さない気力。そうは言っても、そこに収めて、しまってしまうのも、どーなのか。
知識継承、承継の峠の高さ、見上げて、どこまでも難しいことに、しそうになってます。

出来る気がしないけど、手放すことも出来なくて。
みんなどうしてるんだろう、聞きたい、知りたい。
預かったお題をきっかけに、壮大なテーマの迷路に突入してます。