ISDN回線の利用確認

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INSの多層構造について、難しさに悩んだことから、INS利用の有無を確認した方法をご案内します。

1.請求書で確認

2か月分請求書をご用意いただき、基本料金、通話通信料などをチェックし、資料とします。

2.現場調査とお客様からのヒアリング

請求書→現場調査→呼び出しテスト(現場調査)・・・絞り込みの作業で、回線の利用の有無を調査していきます。

請求書で金額が発生していなくても、着信専用であったり、メンテナンス用の着信回線であったり、火災通報機、警備など、多層に接続されているケースも多いことから、請求書に記載の回線の利用法を追っていきます。

ハードの場所がわからない場合
基本は、回線呼び出しテスト→MDFで信号の確認。電話回線有資格者同行で行います。

結果から、DSU折り返し試験を行います。

回線呼び出しテスト、トーキーは2種類

トーキーは、電話呼び出しにおける応答です。PCあるいは専用機器などで利用している場合も同様のメッセージが流れます。トーキーでは、DSU含む故障の目安とDSUまでOKかどうかを判断できます。

呼び出しが出来て、応答がない場合、転送される場合、信号音の種類などから、DSU折り返し試験などで、状況を絞り込んでいきます。

トーキー(2種類)
1.『おかけになった相手の通信機器は現在、電源が入っていないか、または故障中と思われます。』 DSU含む故障の目安と言われる。 DSU NG
2.『お客様がおかけになった電話番号には、お客様と通信のできる機器が接続されていないか、または故障中と思われます。』。 DSUまでOK

電話呼び出しにおける応答で、PC/専用機器などで利用の場合もメッセージは流れる(→故障ではない)

何度も聞くうちに、トーキには二種類あるとわかり、あちこちに聞いて、信号の違いでメッセージが違うことがわかりました。


INS呼び出しテスト

 

STとSTをカスケード。こんな使い方も、していたらしい。
yamahaのLANとLANをつないだ、HUB的使い方。

U点 ST点

見えない場所を見えるようにしていくのは、
やはり人が、鍵で、
部署の古い方が、覚えていて、解決のきっかけとなるというケースもありました。

 

RS232C 10BASE-T isdn nor rvs

10BASE-Tに、NORとRVS。スイッチは、ノーマル側。

ISDNのUポート、S/Tポートは、総称してBRIポート。TERMは、ターミネータ、終端抵抗のこと

ISDNのUポート、S/Tポートは、総称してBRIポート。TERMは、ターミネータ、終端抵抗のこと。機器は、ダイヤルアップで認証して利用するために利用されていた。RT80i 1997年

やがてなくなっていくだろうという技術を学び直さないといけないと思うか、先人が積んできた、歴史の上に関わらせていただいていると思って作業するか、人は歴史に上に生きている、実感します。

YAMAHA RT80i ・1997

調査で廃棄の古いYAMAHAは、担当者さんのご厚意により、いただけました。

回線は解約となりましたが、機器は、わたしの宝物となってます。電話をつけたら、古い話、機器が教えてくれるといいのに。つながったら、このINSが行ってきた、武勇伝を聞きたいです。

未來へ未來へ消えて行く、思えば、自分が関わっている仕事もそうです。変遷して、消えて行くのだけれども、今日を動かすために必要に動いています。

 

 

 

INS利用調査、ネットワーク現場調査、頑張れる範囲で、やってます。ご相談ください。