高橋源一郎さんがラジオで紹介されていた『古くてあたらしい仕事』を読みました。
仕事で煮詰まる風があると、相棒は、活字クールダウンをススメマス。手渡され、はまり、大人しくなり、クールダウン。うるさい私を、黙らせる方法、さすが、相棒、良くご存じで。今回も、すっかり、パターン化されたルーチンで、黙もく、させていただきました。
ですが今回は、本だけ読んでる脳にはならず、ページの間に指を挟んで、考え事。読みながら、自分の世界に引き寄せて、違うことをどこかで考え、また読み進み、何か交差させて、窓の外を見るという風。(著者の島田さん風に書いてみる)
日常は、煩雑。立ち止まり、思い悩むことも、必要な時間と、潔く受け止めながらも、書いてあることの向こう側で、彷徨っています。
リフレッシュの方法は、人それぞれ。スポーツやアウトドアがいいと聞きますが、スポーツや屋外が苦手な自分の場合、映画だったり、読書だったりが、違う世界へ行く扉のようです。
外の世界が、慌ただしくなれば、なるほど、手を止めて、扉を開ける時間が必要。夢中になると、突き進んでしまう悪い癖。扉の向こうに、ただ出かけ、楽しむ時もあれば、そうならない時もあります。
大きい会社も小さい会社も、あっていいし、多種多様。相性みたいな世界で周る世界。
『古くてあたらしい仕事』、『遠い誰かの言葉がぼくに勇気をくれる』世界です。
違う世界を持って生きているけれど、同じ時代に生まれたから出会えた縁です。
肯定も否定も同じもので出来ている。
新しい時代・新しい世界、多様な支え合いで世界が出来ていると考えたら、どちらがどうなんて、傍らに置いておけばいいだけのことなのかもと、気持ちを沖へ流す気分にもなりました。
読み終え、さりとてと、腕まくり。
相棒は、あたってない猫パンチみたいだなと、言ってますが、
策は、とりあえず、踊っとこ、唄ッとこ、動いてみよう!ですっ。
ムムっ。