ヒーローショー

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ヒーローショー、キャラクターショーとも呼ばれます。

販売促進課、通称『販促』、市町村は『観光振興課』、イベント担当の営業マンが行くのは、スーパーやデパート、市町村役場、そして農協、そういうところの、祭り、イベントを企画しそうなところに、キャラクターショーやフアフアと呼ばれる遊具、タレントさんを案内します。

 

開演準備。『はーい注目』マイクを片手に、ちびっこたちに向けて、

『一歩、後ろに下がってくださーい』。若い私は声をはってました。

会場の安全を確認したら、

『はぁい、オッケー。ご協力ありがとうございます。まもなく、開演です』

ポロシャツの背には、滝汗。

MCのおねぇさんに繋いでショーがはじまります。

事前準備は、契約いただいた主催者と、準備いただくものと、こちらで用意するものを確認、などなど。フロント担当は、捕って、投げて、受け取って、役割が多いです。

ショーに出るヒーローたちを迎え、会場の設営、PAの用意、マイクのテスト。ショーに出るヒーローたちは、面をつけてても、役者志望やスタントマン志望など夢見るひとたちでもあるので、その対応にもアンテナが必要。先輩からは、今は有名な何とかさんも、こういうショーに出て下積みをしていたこともあったと聞かされていました。

ショーが始まると、ほどなく、悪い奴が出て来て、おねぇさんを捕まえ、危機一髪となります。

捕まったおねぇさんは、ちびっこたちに、ヒーローの名前を呼んでと叫び、

ちびっ子たちが声をあげると、おねぇさんが、『もっと、大きい声で』と繰り返します。

裏方は、会場のちびっ子たちの様子を見ながら、少し、大きなアクションで、ヒーローの名前を呼ぶ風をして、会場を盛り上げる係へ。

名前を呼ぶ子供たち。盛り上がりは計算されて、音響に仕込みされ、シナリオ通りに、テーマソングとともに、ヒーローが登場します。激しく動いて、ポーズ、激しく動いて、ポーズ。ちょっと、お能の狂言ぽいです、良く見て見ると。

お話は、子供をさらう悪役のコントが交じり、最後はヒーローが盛り上げ、サイン会、握手会、撮影会へ。

ヒーローショーにはシャワー効果があった時代がありました。イベントの帰りに買い物をしていただくので、費用をかけても、元がとれるという計算式。

時は流れ、

いつだったか、子供のころに行ったイベントの話しをしてくれた、ひとまわり以上年下の彼と仕事をしたことがありました。

『そのイベント、覚えています』と、昔話に、アイノテ。

ショーを見に来ていた、ちびっこと、仕事をしている。覚えている人がいたこと、ちょっこっと嬉しい気分にもなりました。

ありがたい、パスでした。ちびっこの、楽しかった記憶に関われた。

 

何かと何かをつなぐ調整、そういう意味では、似たようなことをずっと、してきているような、気もします。世界は、そういう、調整で、出来ているような、気がしています。

 

実際の時代に、ヒーローなんて、いない。

たくさんの役割の努力みたいな先に、折り合いをつける場所に、世界は作られている。

 

何代目かのウルトラマンが言ってました。

『憎しみに支配されてはいけない』

 

今回の戦争の報道が、

悪いやつ、それで、くくると、楽になる・・・、

そんな風に見えてしまいます。

実際の世界を、そういう、簡単な話にしては、いけないと。

 

戦争は、今にもすぐにも、終わってほしい。願いは同じですが、

交渉の先に、折り合いがつくことをと、

どうぞ、どうぞと、願います。

 

ヒーローショー

 

 

世界は、たくさんのヒーローで、作られている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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