KDDIホスティングサービス (プラン20/50/100)の提供終了2019年9月30日

女性ITエンジニアの道具箱 研究中 提供終了ホスティング mmblog

KDDIホスティングサービス (プラン20/50/100)の提供終了2019年9月30日

後継のサービスとして紹介されているのは CPI ACE01(ACE01も後継サービス SV-Basicにリニューアルされています)と さくらインターネットが紹介されています。

NTTコミュニケーションズさんが、BIZメール&ウェブエコノミーの提供終了のサービスに、NTTPCコミュニケーションズさんを紹介していて、KDDIさんが、さくらインターネットを紹介しています。
そもそも価格の違い、サービスの大きな違いは何なのか?
KDDIホスティングサービス (プラン20/50/100)は、一つのグローバルIPアドレスを、複数のドメインで共有して利用するタイプ。
さくらインターネットさんのプランも、一つのグローバルIPアドレスを、複数のドメインで共有して利用するタイプです。
CPI  ACE01(後継SV-Basic)は、ドメインに対して、固有のグローバルIPアドレスを割り当ててくれるタイプ。
NTTPCコミュニケーションズ、WEBARINA suiteX V2スタンダードは、ドメインに対して、固有のグローバルIPアドレスを割り当ててくれるタイプ。
NTTコミュニケーションズさんのBIZメール&ウェブビジネス ベーシック、スタンダードもドメインに対して、固有のグローバルIPアドレスを割り当ててくれるタイプです。

サーバを移転したら、送付したメールがスパム扱いされた・・・。UTMなどの導入が進み、スパム対策に力をいれる企業も増加しています。SPFやIPV6の設定が出来るサーバもありますが、UTMがブロックするIPはウイルス対策ソフトが提供するスパムリストです。スパムIPアドレスのリストに、共有SMTPサーバのIPアドレスが記述されていれば、スパム扱いとなる。SMTPで共有で、所属するサーバで他のユーザーがスパムを出していれば、その影響を受けます。

取引先に配慮が必要な事業主様には、IPアドレスを固定で固有に割り当ててくれるサーバを!!

その他、メモ
※webarina メール暗号化設定ではIPは共有になります。暗号化なしでは固有
※KDDI SV-Basic メーリングリスト使用不可(ACE01では利用できましたが、変更となりました)
※KDDI ACE01 2019年のサーバ移転で作業代行させていただいたお客様(SSL導入1ドメイン無料)は継続できるそうです。(CPI問合せ済)

メールのスパム扱いについては、プロバイダー側への質問の仕方もあります。

質問の仕方で相手方のサーバ担当者に問い合わせくださいと案内され、恥ずかしい話になってしまうこともあります。

「お客様側からのメール送信は完了しているものの、送信先で迷惑メールとして振り分けられているなどの可能性が考えられます。とは sakuraさんからの回答。

アクションを起こす前に…検証を※さくら SPF設定ありますが、SMTPでIPの確認が必要