ITコンシェルジュの役割

通信環境の現状把握 課題抽出 mmblog

質問をいただいたので私の役割について。

便宜的にITコンサルタントとしていますが、実際は、コンシェルジュ、目的のための、整理と案内をしていく係です。

時々の目的で、以下をお客様からお預かりして整理し、課題となる部分に施策立案しています。

施策立案には、専門的な知見を持った部門への相談を行うこともあります。お客様了承の上。内容によっては私自身も技術者なので、ルーターはじめ、機器の設定を行うこともあります。

開始時には、大切な情報をお預かりするので、フロントとなる窓口へ守秘義務に関する誓約書の提出。内容によっては、進行管理の契約書を交わしています。サンプル案ご用意。

対象のお客様からお預かりするものの例

  1. 電話料金の請求書 一か月分
  2. ホスティング ドメイン 支払い状況のわかるもの
  3. サブスクリプション 支払い状況わかるもの
  4. 携帯電話の請求書
  5. 光回線、ISPの支払い状況のわかるもの

1について

電話料金の請求書は、固定費で分けます。まずは、現状、希望通りの契約かどうかを判断していただくためです。その際、基本料金は発生しているが、通信料がない回線などは、その後の調査時に必要となるので、ピックアップするなどの作業を行います。

2について

検討項目に含まれる場合は、メール、ホームページの利用状況などの聞き取りを行います。アカウント数の多いお客様にも活用いただいています。

3.

インターネット、電話接続を含めたネットワーク環境の聞き取り

ネットワーク論理構成図、完成図書など、導入時の環境の把握と変更点の把握。

ネットワークは、パソコンなどのクライアントから、ファイルサーバー、アプリケーションサーバー、VLAN、VPN、WIFIなど、聞き取りの項目は多岐。お客様業務で変化もあるので、担当者様から出来るだけ沢山の情報をお聞きし、現場調査を行うなどし、現状環境の把握からはじめます。

 

流れ

現状把握→課題抽出→優先順位判断をお客様にあおぐ→施策立案、初期費用、ランニングなど経費シュミレーション

 

固定電話もあれば、光回線もあり、wifiやVPN、ホスティングなど、事業主様の通信環境の見直しには、紙の請求書やデータで確認する請求書だけでなく、現場調査も行っています。経費アイテムの種類わけから、はじめます。

ISDNや光回線は、その利用目的が多層なので、現場調査や聞き取りで、現状の利用状況を絵に起こしていきますが、最後をまとめるのは、人の協力。ここが、とても重要になります。

点検の目も、複数名の進行管理で担当を分けながら、進めるようにしています。

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ひとりで出来るものではないので、関係者には協力的に頭を寄せて考えていただけるよう、案内する際には注意するようにしています。